ABOUT -わたしたちについて-

水のように、生きとし生けるものをつなぐ。

Wairua(ワイルア)とは、ニュージーランド・マオリ族の言葉で、Wai「水・個性・ユニークのもの」と、Rua「2つのもの・異なるもの」に語源し「人間や生き物、そして万物の中に宿る、水の流れのように循環するエネルギー」を意味します。

水の流れのように循環するエネルギー

「テクノロジー」と「サイエンス」という2つのものを合わせることで、一人一人の個性や、本来の輝きが取り戻されるような持続可能で循環する社会づくりを目指したい、そんな願いから敬意と共にマオリ族の言葉をお借りしました。

世界の「今」と「未来」をつなぐ半導体会社のプロジェクトとして、Wairua(ワイルア)は人の本来の生き方や社会性に寄り添います。そして水のように「人と人」「人と地球」をつなぎます。

水を中心とした持続可能な社会貢献活動

私たちの活動には、水を基軸にした社会貢献も含まれます。

持続可能な社会を形成するために、現在、取り組めることには、主に「自然環境の保護」「エネルギーや食糧問題の改善」「貧困削減」「差別等のない多様性の実現」「社会的寛容さ」や「バランスの取れた開発や経済発展の実現」など、あらゆる領域の課題が挙げられます。

なかでも、地球の天然資源としての「水」は危機にさらされています。水の豊かな日本では考えにくいことですが、世界人口の1/5は安全な水を飲むことができないと言われています。また、水資源をめぐって戦争が起きている国々もあります。

水は地球を循環する

そこで、Wairua(ワイルア)の活動方針として、私たちは、地球の天然資源である「水」をプロジェクトの中心を置き、同時に別の領域の課題にも積極的に取り組んでいきたいと考えました。

なぜなら、循環型社会を目指そうとするとき、前途のような各領域の社会的課題は、お互いに影響し合っているということに気づいたからです。各領域を包括的に捉えるホリスティックな視点が必要になります。

地球を絶え間なく循環する水は、あらゆる社会問題をつないでいます。水問題を見ていくと、食料問題・資源問題・気候変動や森林破壊などのつながりをみることができるのです。天然資源である「水」に着目すれば、諸領域が必然的に組み合わされ、包括的に持続可能な社会へ貢献できると考えたのです。

そして、変化しつづけるニューノーマル社会において、これらの課題の原因は自然や資源そのものではなく、人にあるのではないか?という視点を持ち続けていきたいです。私たちの活動が、人と自然、社会との関わりについて見つめ直すきっかけを提供できることを願っています。

活動テーマとなるキーワード